スリランカ到着後わずか30分で、本格アーユルヴェーダリゾート「Jetwing Ayurveda Pavilions(ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズ)」に飛び込めることをご存知ですか?
南国ネゴンボの喧騒から一歩入れば、そこは緑豊かな隠れ家。女性誌の人気スパランキングで準大賞を受賞した実績もある注目のホテルで、アットホームな雰囲気は女性一人旅でも安心です。

私は最終日にJetwing Ayurveda Pavilionsに宿泊して、出発日の午前にトリートメントを受けてから成田に向けて帰路につきました!旅の締めくくりに最高のホテルだったので紹介します!
毎日のアーユルヴェーダ施術前に行われるドクターの問診(コンサルテーション)の評判がとても良く、質の高い施術とホスピタリティが口コミで話題です。
本記事では、Jetwing Ayurveda Pavilionsの魅力を網羅し、アクセス方法から予約のコツ、食事内容や施術の特徴まで徹底解説します。
Jetwing Ayurveda Pavilionsへの行き方
Jetwing Ayurveda Pavilionsは、スリランカの主要空港であるバンダラナイケ国際空港から車で約30分のネゴンボ市内に位置しています。


空港到着後すぐに専用車やタクシーで移動でき、長時間の移動なしにリゾートに直行できる好立地です。



最終日に利用の場合はホテルから空港までのタクシーもレセプションで予約してくれます!25ドルくらいでした!
タクシーチャーターでの旅はJetwing Ayurveda Pavilionsまでで終わりにして最終日はピンポイントのタクシーで移動するのも良き選択肢かなと思います!
ホテルはネゴンボビーチ沿いの通りから1本入った所にあり、海には面していませんがビーチへは徒歩2分ほどでアクセス可能です。
空港からの移動手段としてはやタクシーチャーターの利用がおすすめです。公共バスも近隣まで運行していますが、大きな荷物を持つ旅行者には時間もかかるため現実的ではありません。


事前に車を手配しておけば、到着後スムーズにホテルまで直行できます。また、コロンボ市内からは車で約1時間と程近く、スリランカ旅行の初日や最終日に組み込みやすいロケーションと言えるでしょう。
Jetwing Groupとは?
Jetwing Ayurveda Pavilionsを運営する「ジェットウィング(Jetwing)グループ」は、スリランカ有数の老舗ホテルチェーンです。
1970年代創業以来、スリランカ各地で30以上のホテルやヴィラを展開しており、温かい家族経営のホスピタリティとサステナビリティへの取り組みで知られています。
なかでも近年はウェルネスリゾート事業に力を入れており、国内に複数のアーユルヴェーダ専門ホテルを保有しています。



Jetwing Ayurveda Pavilionsはその代表格で、グループ内でも特にストイックに本格アーユルヴェーダを追求する施設です。
さらにジェットウィンググループ独自のユニークなサービスとして、グループ内の他ホテルに滞在を移ってもアーユルヴェーダ治療を継続できるようゲストのカルテ情報を共有する連携体制を敷いています。
例えばネゴンボでアーユルヴェーダを受けた後、シギリヤやゴール方面へ旅を続ける場合でも、滞在先のジェットウィング系列ホテル間で健康状態や処方内容を引き継いでもらえるため、観光とアーユルヴェーダの両立がしやすくなっています。
こうした柔軟なサービスはジェットウィングならではで、信頼のブランドが日本人旅行者にとっても安心感のある滞在を約束してくれるでしょう。
Jetwing Ayurveda Pavilions基本データ
項目 | 内容 |
---|---|
所在地 | スリランカ・ネゴンボ(空港から車で約30分) |
総客室数 | 36室(スタンダード8室、クラシック16室、クイーン・パビリオン7棟、キング・パビリオン5棟) |
施設設備 | アーユルヴェーダ施術センター×2、プール、レストラン、ヨガホール、薬草ガーデン、ライブラリー 等 |
食事 | 全プラン3食付き。完全菜食(ヴィーガン対応)メニュー |
言語対応 | 英語、公用語(シンハラ語他)※日本語スタッフ一部在籍 |
チェックイン/ チェックアウト | 14:00 / 12:00 |



ちなみに私は夜8時にチェックインしたのですが、翌日は飛行機が19時50分発でしたので、朝にトリートメントを受けて16時までホテルに滞在させてもらいました!
Jetwing Ayurveda Pavilionsの予約の仕方(Booking.com利用)
Jetwing Ayurveda Pavilionsは人気のホテルのため、希望の日程で確実に滞在するには早めの予約がおすすめです。ここでは世界的に利用者の多いホテル予約サイトBooking.comを使った予約手順をご紹介します。
- Booking.comでホテルを検索: まずBooking.comにアクセスし、日本語表示に切り替えます。検索バーに「Jetwing Ayurveda Pavilions(Negombo)」と入力してホテルを見つけましょう(正式名称が長い場合は「Jetwing Ayurveda」まで入力すれば候補に表示されます)。
- 日程と人数を入力: 宿泊する日程(チェックイン・チェックアウト日)と宿泊人数を指定して検索すると、空室状況と料金が表示されます。
- プラン・部屋タイプを選ぶ: 表示されたプラン一覧から希望の部屋タイプとプランを選択します。



おすすめは、デフォルトでトリートメントがついている以下のプランです!医師の診断からトリートメント、サウナまでついているプランです!


ちなみに私が泊まったホテルの内装は以下のような感じでした。清潔感もあり広くて満足できる部屋です。




- 予約手続き: プランを選択すると予約者情報入力画面に進みます。氏名(パスポートと同綴り)、連絡先(メールアドレス・電話番号)などを入力し、オンライン決済の場合はクレジットカード情報も登録します。Booking.comでは予約時にカードで前払いするプランと、現地で支払うプランがあるので、表示を確認して選びます。また「○月○日まではキャンセル無料」などキャンセルポリシーもこの段階で確認できます。内容に問題がなければ「予約確定」をクリックし、予約完了です。
- 予約確認書の受領: 予約完了と同時に、登録したメールアドレスへ確認書(バウチャー)が送信されます。当日のチェックイン時に提示できるよう、スマートフォンに保存するか印刷して持参しましょう。あわせて、空港送迎の依頼やアレルギー情報などホテル側に伝えておきたい要望があれば、Booking.comの予約管理画面から事前に連絡しておくと安心です。
予約のコツ: Jetwing Ayurveda Pavilionsは全36室の小規模リゾートながら世界中から利用客が訪れる人気施設のため、「Genius割引」(Booking.comの会員向け割引)対象日程はすぐ満室になってしまうこともあります。また特にハイシーズンは予約が取りにくい状況が続くので、旅行日程が決まり次第できるだけ早く予約するのが吉です。
さらにアーユルヴェーダの効果を十分得るには最低3泊以上の滞在が推奨されます。3泊以上のプランでは毎日の施術に加えて最終日にドクターの健康診断書(アドバイスレポート)を発行してもらえるなど特典もあり、短期滞在より充実した体験ができるでしょう。



私は1泊2日でしたが、十分アーユルヴェーダを体験することができました!綺麗な施設で大手による本格的なアーユルヴェーダを体験するにはうってつけだと思います。
Jetwing Ayurveda Pavilionsの食事
Jetwing Ayurveda Pavilionsはスリランカで初めて「VeggieHotels」認証を取得したホテルであり、ヴィーガンやベジタリアンの方でも安心して滞在できる食の楽園です。
食事は基本的に宿泊プランに朝食・昼食・夕食の3食すべてが含まれており、ビュッフェではなく各ゲスト個人にカスタムメイドされたセットメニューが席まで運ばれてきます。



これはチェックイン時や毎朝のドクター問診の結果に基づき、その日の体調やアーユルヴェーダ体質(ドーシャ)に適した献立を用意してくれるためです。前菜・スープ・メインディッシュに至るまで一人ひとり内容が異なり、自分のドーシャに合った食事を毎回いただけるのは嬉しいポイントです。
例えばある日のディナーでは、栄養価の高いカボチャのスープや7種類のカレー(スリランカ伝統の「サトヴィアンジャナ」=7つの野菜カレー)などが提供され、スパイス香る贅沢な味わいながらも胃にもたれない優しい美味しさと好評でした。



ただ、私のような短期滞在者の場合はメニューをアラカルトから選ぶこともできます。カレーに飽きていたのでイタリアンのメニューを選びましたが最高に美味しかったです!




価格帯も高すぎず、安すぎずで安心感があります。本当に昼も夜も美味しくて満足できます。以下はルピーなので円に換算にするには約半分で考えてください。



例えば私が食べたSpinach and Mushroom Canneloniというラザニア風のメニューは1400ルピーなので日本円だと700円です。




ホテル併設のメインレストランはプールに面した開放的な空間で、宿泊者以外のカジュアル利用も可能です(道路側に一般客向けの席あり)。
ただし提供される料理はすべてアーユルヴェーディック・ベジタリアンメニューのため、アルコール類や刺激物は置いていません。かわりにハーブティーやフレッシュジュースが充実しており、食後には薬草をブレンドしたアーユルヴェーダ薬膳茶なども楽しめます。
長期滞在者向けには、飽きが来ないよう食に関するアクティビティも用意されています。



週数回開催されるスリランカ料理のクッキングデモンストレーションや、5泊以上のゲスト対象のヘルシーフード講習など、ただ食べるだけでなく学びの機会も提供されています。
実際の宿泊者レビューでも「どの料理も美味しく彩りも美しい」と高く評価されており、健康食=質素というイメージを良い意味で裏切る満足度の高い食体験となるでしょう。滞在中は安心してホテルの食事を楽しみつつ、体の内側からデトックス&エナジーチャージできるはずです。
Jetwing Ayurveda Pavilionsの施術
Jetwing Ayurveda Pavilionsの最大の特徴は、何と言っても本格的なアーユルヴェーダ施術です。



女性に対しては女性のセラピストが施術をするポリシーとなっているので安心してくださいね!
滞在中、アーユルヴェーダの有資格ドクター(医師)が常駐しており、毎朝まず問診にてその日の体調チェックを行います。脈拍測定や顔面・舌の観察、生活習慣の聞き取りなどを通じて各自のドーシャ(体質バランス)を見極めた上で、約2時間15分に及ぶその人専用のトリートメントプログラムが処方されます。


3日以上の宿泊プランでは、複数日に渡るデトックス療法や内服薬の処方も含まれ、最終日にはドクターからアドバイス付きの健康診断書を発行してもらうこともできます。こうした包括的なアーユルヴェーダ体験ができるため、世界中の健康志向な旅行者から支持されているのです。
施術内容は個人によって異なりますが、一例として以下のような流れになります。朝は日の出頃にヨガクラスで体を目覚めさせ、ハーブティーを飲んでからドクターの問診へ。
その後、指示に従いトリートメントセンター(施設内に2棟ある専用施術棟)に移動し、オイルマッサージやハーバルスチームバス、シロダーラ(額へのオイル垂らし療法)など複数の施術を順番に受けます。



施術師は男女合わせて8名ほどおり、いずれも政府公認の資格(アーユルヴェーダ医学士号:BAMS)を持つプロフェッショナルです。施術の質は非常に高く、「極上のアーユルヴェーダ体験だった」と感じる利用者も多いようです。



実際、街中や他のホテルでもアーユルヴェーダを受けましたがクオリティは一番高かったです!最後に本物を体験できてよかったです!
特筆すべきは、上位客室タイプ(クイーン・パビリオン/キング・パビリオン)に宿泊の場合、自室のプライベートガーデン内で問診やトリートメントを受けられる点です。
プライバシーが確保された自室でリラックスしながら施術が完結するため、終わった後はそのまま横になって休息できるメリットがあります。特にハードな解毒療法(パンチャカルマ等)を行う際や「施術後はすぐ横になりたい」という方には理想的な環境でしょう。
一方、スタンダードルームやクラシックルーム宿泊者は施術棟で順番待ちをして施術を受ける形になりますが、それでも敷地内移動だけで完結するため大きな不便は感じないはずです。
さらに、Jetwing Ayurveda Pavilionsでは心身をリラックスさせる無料アクティビティも充実しています。朝のヨガクラスのほか、週4回のプールエクササイズ(アクアエクササイズ)や、5泊以上のゲスト向け音楽療法セッション、瞑想クラスなどが定期開催されており、希望に応じて自由に参加できます。
リゾートが市街地にある利点を活かし、治療の合間にビーチ散策やショッピングで気分転換することも可能です。施設内にはライブラリー(図書室)もあり、アーユルヴェーダ関連の書籍やヨガ・瞑想の資料が揃っているので、静かに自己探求したい時にも重宝します。



言語面でも、日本人旅行者に配慮されたサービスがあります。英語を話すスタッフはもちろん、日本語が話せるスタッフも若干名在籍しており、希望すればドクター問診の際に日本語通訳スタッフが同席してくれる場合もあります。
専門用語の多いカウンセリングも母語サポートがあれば安心です。至れり尽くせりの環境ではありますが、アーユルヴェーダ本来の考え方では「治癒には時間が必要」とされます。一度の施術だけでは効果は限定的で、連続した治療こそが体質改善につながるため、できれば余裕を持った日数でプログラムを受けることをおすすめします。
Jetwing Ayurveda Pavilionsは短期間でもリフレッシュできますが、5~7日間ほど滞在して施術とヨガ三昧の日々を送れば、心身ともに生まれ変わったような深いリラクゼーションとデトックス効果を実感できるでしょう。
まとめ
Jetwing Ayurveda Pavilionsは、空港近くでアクセス抜群ながら、本格的なアーユルヴェーダ体験に没頭できる希少なウェルネスリゾートです。全36室のこぢんまりした隠れ家空間には日本人スタッフもいて、女性の一人旅でも安心して滞在できます。
毎日のドクター問診とオーダーメイド施術、そして体質に合わせたビーガン料理によって、旅行中とは思えないほど心身が整うのを感じられるでしょう。スリランカ有数のホテルグループ直営という信頼感もあり、サービスの質もお墨付きです。「旅先で調子を整えたい」「本場のアーユルヴェーダを体験したい」という方は、ぜひJetwing Ayurveda Pavilionsで極上の癒しに身を委ねてみてはいかがでしょうか。
- 空港から車で30分という好立地にあり、到着日からすぐアーユルヴェーダリゾートで過ごせる。
- ジェットウィング直営でホスピタリティ抜群。日本語対応もあり、女性の一人利用でも安心できる。
- 全食事付き&完全菜食メニューで体の内側からデトックス。VeggieHotels認証済みの徹底ぶり。
- 毎日ドクター問診+プロの施術による本格アーユルヴェーダが体験可能。オーダーメイド施術で効果的。
- 5日以上の長め滞在がおすすめ。 日数をかけるほど心身の変化を実感でき、観光しながら継続治療もできるユニークなサービスあり。
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