インド洋に沈む夕陽を屋上プール越しに眺めたり、英国統治時代の趣漂うコロニアルホテルで優雅にアフタヌーンティーを楽しんだり…スリランカの首都コロンボでは、そんな夢のような滞在が実現します。
実はコロンボには老舗の5つ星ホテルから新設の高層ホテル、そして低予算でも快適に過ごせる穴場ホテルまで、多彩な宿泊施設が揃っています。しかも他のアジア主要都市に比べ、同ランクのホテルが比較的手頃な価格で泊まれるのも魅力です。
本記事では、女子旅にもぴったりのラグジュアリーホテルから、コスパ重視派に嬉しいエコノミーホテルまで、コロンボで特におすすめのホテル7軒を厳選してご紹介します。

各ホテルの特徴や魅力を詳しく解説し、後半には価格帯や立地などの比較表も掲載しました。これを読めば、あなたにぴったりの「コロンボ ホテル」がきっと見つかるはずです!
ホテル名 | ランク | 繁忙期(目安) | 閑散期(目安) | 特徴・アピールポイント |
---|---|---|---|---|
Shangri-La Colombo (シャングリ・ラ コロンボ) | ラグジュアリー (5つ星) | 約¥35,000〜/泊 | 約¥20,000〜/泊 | 2017年開業の最新高級ホテル。モール直結で利便性◎、スパ・プールなど設備最高級 |
Galle Face Hotel (ゴールフェイス ホテル) | ラグジュアリー (4つ星) | 約¥18,000〜/泊 | 約¥10,000〜/泊 | 1864年創業の伝統ホテル。コロニアル建築と海沿いロケーションで唯一無二の優雅な滞在 |
Cinnamon Grand Colombo (シナモン・グランド) | ラグジュアリー (5つ星) | 約¥25,000〜/泊 | 約¥15,000〜/泊 | 地元最大手運営の名門5つ星。13のレストラン等施設充実、“街中のリゾート”と称される快適さ |
Jetwing Colombo Seven (ジェットウィング・コロンボ・セブン) | ミドルクラス (4つ星) | 約¥20,000〜/泊 | 約¥11,000〜/泊 | 屋上無限プールから市街絶景。洗練されたデザインと高評価のサービスで高コスパ |
Marino Beach Colombo (マリーノ・ビーチ) | ミドルクラス (4つ星) | 約¥16,000〜/泊 | 約¥10,000〜/泊 | 屋上プール&庭園が圧巻。家族向け娯楽施設も豊富で「ほぼ5つ星」の満足度 |
Granbell Hotel Colombo (グランベルホテル) | ミドルクラス (4つ星) | 約¥15,000〜/泊 | 約¥8,000〜/泊 | 2022年新規開業ホテル。日本資本運営で日本人も安心、ルーフトップからの夕日◎ |
Fairway Colombo (フェアウェイ コロンボ) | エコノミー (3つ星) | 約¥11,000〜/泊 | 約¥7,000〜/泊 | フォート地区中心の好立地。客室は清潔で機能的、必要十分な快適さを低価格で提供 |
コロンボのラグジュアリーホテルおすすめ3選
まずは、設備・サービスともに最高級でコロンボ滞在を贅沢に演出してくれる5つ星ホテルからご紹介します。格式ある老舗ホテルから最新の高層ホテルまで、いずれも世界中の旅行者に人気の名門ぞろいです。
シャングリ・ラ コロンボ(Shangri-La Colombo)




2017年開業の外資系ラグジュアリーホテルです。大型複合施設「ワン・ゴールフェイス」に直結しており、客室からはインド洋とゴールフェイスグリーンを一望できます。



館内には高級スパ、屋外プール、サウナ完備のフィットネスジムなど設備が充実し、約500室の客室規模を誇るコロンボ随一の高級ホテルです。
レストランやバーも5ヶ所併設されており、各国料理や洗練されたカクテルを楽しめます。唯一の難点は料金が高めなことですが、その分スタッフのサービスは行き届いており、宿泊者の満足度も非常に高いです。女子旅で思い切り贅沢したい方にまずおすすめしたいホテルです。
ゴールフェイス ホテル(Galle Face Hotel)




1864年創業、アジアでも屈指の歴史を誇るコロンボ最古の名門ホテルです。インド洋に面したコロニアル調の建物自体がランドマークで、館内の調度品から往時の面影を感じられます。イギリス統治時代より各国の要人に愛され、“アジアの伝説的ホテル”とも称される唯一無二の存在です。



客室はクラシックウィングとモダンウィングに分かれており、オーシャンビューの部屋からは海に沈む夕陽を望めます。



海沿いの芝生エリアにはプールとバーがあり、潮風を感じながらのんびり過ごす時間は格別です。館内にはホテルの歴史を紹介するミュージアムもあり、近年の改装でWi-Fiなど設備面も改善され快適に滞在できます。
格式と知名度はコロンボ随一ですが、料金は他の5つ星より抑えめのプランもあり、老舗ホテルとして一度は泊まる価値があります。クラシックな雰囲気を好む方や記念日の滞在にもおすすめです。
シナモン・グランド・コロンボ(Cinnamon Grand Colombo)




地元スリランカ資本が誇る代表的な5つ星ホテルで、コロンボ中心部に位置します。客室数は約500室と規模が大きく、館内には13ものレストラン&バーが揃うグルメ天国です。紅茶を優雅に楽しめるラウンジから日本食レストラン、本格スリランカ料理店まであり、宿泊者以外も訪れる人気スポットとなっています。



屋外プールは大人用と子供用の2箇所、さらにスパやフィットネスジム、ショッピングアーケードまで付帯施設が充実しており、“街中のリゾート”として長年親しまれてきました。



実際に「コロンボでベストなホテルの一つ」と称されることも多く、特にスタッフのサービスや食事の満足度が高く評価されています。
繁華街ど真ん中の立地で観光・買い物にも便利です。5つ星の中では料金は平均的ですが、その充実した内容を考えれば妥当と言えるでしょう。充実した設備と安定のサービスを重視する方にうってつけの高級ホテルです。
コロンボのミドルクラスホテルおすすめ3選(1~2万円台)
続いて、予算100~200ドル程度(約1~2万円台)で泊まれるミドルクラスのおすすめホテルです。いずれも4つ星クラスの設備を備え、価格以上に快適と評判の高いホテルを厳選しました。屋上プールからの絶景や便利な立地など、それぞれ魅力が光る3軒です。
ジェットウィング・コロンボ・セブン(Jetwing Colombo Seven)




コロンボ7地区の高級住宅街シナモンガーデンズに位置するスタイリッシュなホテルです。地元大手のJetwing Hotelsグループが手掛けた都会派の4つ星で、2017年の開業以来センスの良いデザインで人気を博しています。
近代的な高層ホテルで、屋上のインフィニティプールからはコロンボ市街を一望できます。内装はシンプルかつ洗練されており、客室は機能的で快適と評判です。



特に屋上のバー&レストランは開放的な雰囲気で、夜景を眺めながらカクテルを楽しむのにぴったりだと宿泊客に好評です。
スタッフの対応も「心配りが素晴らしい」と高く評価されており、出張からカップル旅まで幅広いニーズに対応しています。客室料金は5つ星ホテルより抑えめで、このクオリティなら「非常にコスパが高い」と言われる一軒です。眺望とデザイン性を重視する方に特におすすめします。
マリーノ・ビーチ・コロンボ(Marino Beach Colombo)




2018年開業の4つ星ホテル。旅行者から絶大な支持を集めており、「ほぼ5つ星」と評価されるほどサービス・設備が充実していると話題です。口コミサイトでも常に上位にランクインしており、その人気ぶりがうかがえます。
最大の魅力は屋上のインフィニティプールと空中庭園で、青い海と空に溶け込むような絶景を楽しめます。特に夕暮れ時のプールサイドはフォトジェニックで、「まるで絵葉書のような景色」と絶賛されています。



客室はモダンで機能的。バスタブ付きの部屋も多く、長旅の疲れを癒やせます。
館内には9DシネマやVRセンター、ホテル直結のショッピングモールなどエンタメ施設も豊富で、雨の日や子連れでも退屈しません。立地はコロンボ3区(バンバラピティヤ)にあり、繁華街へのアクセスも良好です。
料金は5つ星よりリーズナブルで、「このクオリティでこの値段は素晴らしい」とコスパ面でも高評価を得ています。豪華さと手頃さを両立したホテルとして、初めてのコロンボ旅行からリピーターまで幅広く選ばれています。
グランベルホテル コロンボ(Granbell Hotel Colombo)




2022年にオープンした比較的新しい4つ星ホテルです。日本のホテルグループが運営していることもあり、日本人旅行者からも注目を集めています。
コッルピティヤ地区の海沿いに立地し、最寄り駅から徒歩数分という便利な場所にあります。客室数は292室と多く、デザインはモダンでスタイリッシュ。オーシャンビューの部屋ではバスタブにつかりながらインド洋を眺めることもできます。



最上階(27階)にはルーフトッププールとバーがあり、そこからの眺望は格別です。
特に屋上インフィニティプール越しに望む夕焼けは「素晴らしい眺め」と多くのゲストが絶賛しています。館内には24時間営業のフィットネスジムも備わり、設備面でも申し分ありません。
料金は同エリアの五つ星ホテルより手頃で、サービス品質も高いことから各国の旅行者レビューで高評価を獲得しています。初めてのコロンボ旅行で「ハズレのないホテル」に泊まりたい方にも自信を持っておすすめできる、総合力の高い一軒です。
コロンボの格安エコノミーホテルおすすめ(~1万円以下)
最後に、1泊100ドル未満(1万円前後)で宿泊できるエコノミークラスのおすすめホテルをご紹介します。安いだけでなく清潔でロケーションも良いため、節約派の個人旅行者にぴったりです。
フェアウェイ コロンボ(Fairway Colombo)




コロンボ旧市街フォート地区の中心に位置するカジュアルなホテルです。コロンボ・フォート駅や旧市街の観光スポットであるオランダ病院(ダッチホスピタル)に隣接しており、観光にもビジネスにも最高の立地です。周辺には飲食店やショップが多く、夜までにぎわうエリアなので食事や買い物にも困りません。
客室はコンパクトながら新しく清潔で、機能的かつスタイリッシュな内装となっています。館内にはレストランやルーフトップバーもあり、宿泊者に好評です。また、スリランカ初のロボット技術を導入したホテルとしても話題を集めており、先進的なサービス面も魅力となっています。
料金は1泊8,000円前後〜と非常にリーズナブルで、この立地とクオリティを考えればお得感があります。豪華な設備はありませんが、「清潔・安全・便利」な拠点を低価格で確保したい個人旅行者には最適な選択肢でしょう。
まとめ
もう一度表にしてまとめると以下となります。
ホテル名 | ランク | 繁忙期(目安) | 閑散期(目安) | 特徴・アピールポイント |
---|---|---|---|---|
Shangri-La Colombo(シャングリ・ラ コロンボ) | ラグジュアリー (5つ星) | 約¥35,000〜/泊 | 約¥20,000〜/泊 | 2017年開業の最新高級ホテル。モール直結で利便性◎、スパ・プールなど設備最高級 |
Galle Face Hotel(ゴールフェイス ホテル) | ラグジュアリー (4つ星) | 約¥18,000〜/泊 | 約¥10,000〜/泊 | 1864年創業の伝統ホテル。コロニアル建築と海沿いロケーションで唯一無二の優雅な滞在 |
Cinnamon Grand Colombo(シナモン・グランド) | ラグジュアリー (5つ星) | 約¥25,000〜/泊 | 約¥15,000〜/泊 | 地元最大手運営の名門5つ星。13のレストラン等施設充実、“街中のリゾート”と称される快適さ |
Jetwing Colombo Seven(ジェットウィング・コロンボ・セブン) | ミドルクラス (4つ星) | 約¥20,000〜/泊 | 約¥11,000〜/泊 | 屋上無限プールから市街絶景。洗練されたデザインと高評価のサービスで高コスパ |
Marino Beach Colombo(マリーノ・ビーチ) | ミドルクラス (4つ星) | 約¥16,000〜/泊 | 約¥10,000〜/泊 | 屋上プール&庭園が圧巻。家族向け娯楽施設も豊富で「ほぼ5つ星」の満足度 |
Granbell Hotel Colombo(グランベルホテル) | ミドルクラス (4つ星) | 約¥15,000〜/泊 | 約¥8,000〜/泊 | 2022年新規開業ホテル。日本資本運営で日本人も安心、ルーフトップからの夕日◎ |
Fairway Colombo(フェアウェイ コロンボ) | エコノミー (3つ星) | 約¥11,000〜/泊 | 約¥7,000〜/泊 | フォート地区中心の好立地。客室は清潔で機能的、必要十分な快適さを低価格で提供 |
- コロンボには歴史ある老舗ホテルから近代的な高層ホテルまで、多彩な宿泊オプションがあります。
- 5つ星のラグジュアリーホテルは他都市に比べ比較的割安で、高級スパや絶景プールなど贅沢な体験が可能です。
- ミドルクラスのホテルは屋上プールなど設備が充実しており、手頃な価格で快適な滞在を楽しめます。
- エコノミークラスでも立地や清潔さに優れた穴場ホテルがあり、予算を抑えたい個人旅行者も安心です。
- 自身の旅の目的や予算に合わせてホテルを選べば、コロンボでの滞在が一層充実したものになるでしょう。
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