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スリランカでおすすめのサファリを地域毎に紹介!ジープツアー予約方法や近くのホテルなどを含めて徹底解説!

スリランカでおすすめのサファリを地域毎に紹介!ジープツアー予約方法や近くのホテルなどを含めて徹底解説!

スリランカは国土の約10%が国立公園という野生動物の宝庫です。

ゾウやヒョウなど多彩な生き物に間近で出会える本格的なサファリ体験が、近年旅行者に人気を博しています。

アフリカのサバンナまで行かずとも、スリランカで安全かつ手頃にサファリを楽しめるのは魅力的です。

今回はスリランカで特に人気の4つの国立公園(ヤーラ、ウダワラウェ、ウィルパットゥ、ミンネリヤ)をご紹介します。

スリランカの人気の4つの国立公園(ヤーラ、ウダワラウェ、ウィルパットゥ、ミンネリヤ)

いずれも公共交通機関でいくのは難しいので弊社パートナーのランカミーのようなタクシーチャーターを利用して観光の中で組み合わせていきましょう!

各公園の特徴や見どころ、ベストシーズン、周辺の観光地、家族連れやカップルに嬉しいポイント、ジープサファリの予約方法、高級ホテル情報まで詳しくまとめました。

大自然のなかで野生動物と触れ合うスリリングな冒険へ、さあ出かけましょう!

目次

ヤーラ国立公園

ヤーラ国立公園はスリランカ南東部ハンバントタ県に位置し、面積約979km²を誇る国内で2番目に大きな国立公園です。乾燥した低木林や草原、湿地帯、インド洋に面した海岸線まで多様な環境が広がり、豊かな生態系が息づいています。

スリランカで最も人気のサファリスポットであり「ヒョウに会える公園」として有名です。実際、ヤーラはスリランカ固有亜種のスリランカヒョウの生息密度が世界トップクラスと言われ、一度のサファリでヒョウに出会える可能性が非常に高い場所です。

ヤーラ国立公園

他にもアジアゾウ、スリランカグマ(ナマケグマ)、クロコダイル(ワニ)、水牛、シカ、サル、クジャクなど実に多彩な野生動物に遭遇できます。野鳥も約200種が確認されており、美しい羽を広げたクジャクの姿に出会えることもあります。ヤーラはまさに「野生動物の楽園」といえるでしょう。

ベストシーズンと開園情報

ヤーラ国立公園のサファリは2月~6月頃が特におすすめです。雨季明けで水場に動物が集まりやすく、ヒョウや他の動物に遭遇しやすい時期とされています。

一方、10~12月頃は北東モンスーンの影響で雨が多く道路状態が悪化しやすいため注意が必要です。特に毎年9月頃には主要エリアが約1~1.5ヶ月閉鎖される点にも留意しましょう。

ヤーラ国立公園のベストシーズン

これは繁忙期後の環境保護と整備のためで、公園の一部(主にブロック1)がクローズとなります。訪問前には公園の最新情報を確認し、必要に応じて別エリアのサファリや他の国立公園への訪問も検討してください。

なお、ヤーラでは個人でレンタカーを運転して園内に入ることはできず、必ずジープを手配する必要があります。

入園許可証(パーミット)は当日ゲートで購入できますが、事前にスリランカ政府DWC公式サイトのeサービスで電子チケットを取得することも可能です。

近隣の観光名所

ヤーラ国立公園周辺には、サファリ以外にも訪れたいスポットがあります。南東海岸沿いにはカタラガマ(Kataragama)という聖地があり、ヒンドゥー教・仏教の巡礼地として有名です。

Kataragama

ヤーラ訪問の前後に立ち寄って、多宗教国家スリランカの文化を感じるのも良いでしょう。また、ヤーラから車で約1時間のブンダラ国立公園は渡り鳥の楽園として知られ、フラミンゴなど多彩な水鳥を観察できるバードウォッチングの名所です。

さらに海岸沿いにはキリンダの海辺や聖地タンガル周辺のビーチリゾートも点在しています。ヤーラで野生動物を満喫した後、近隣の海岸でリゾート気分を味わうのも贅沢な旅程です。

家族連れ・カップルにおすすめのポイント

ヤーラ国立公園のサファリは、家族旅行やハネムーンにも人気です。

ライオンのような人を襲う猛獣がほとんどいないスリランカのサファリは安全面で比較的安心でき、子ども連れでも楽しみやすいと評価されています。

ヤーラではサファリ中にゾウやヒョウが車の目の前を横切る迫力シーンもしばしばあり、子どもにとって忘れられない体験となるでしょう。

一方で人気スポットゆえにサファリジープが数多く集まりやすいため、小さなお子様連れの場合は朝一番の涼しい時間帯を選ぶ、車内で帽子や飲み物を用意するなどの準備がおすすめです。

カップルや新婚旅行で訪れる場合、ヤーラ周辺には後述するような高級テントロッジもあり、非日常のロマンチックな滞在が叶います。サファリでの冒険とホテルでの贅沢が一度に味わえるのは、特別な旅行を演出する大きなポイントです。

ジープサファリツアーの予約方法

サファリではジープを借りる必要があります。

ジープサファリ
ジープサファリ

かといって自分で予約するのは大変と考えている方もいますよね!そのような方はランカミーに依頼するのがおすすめです!

ランカミーであれば各サファリで最適なジープツアーを手配することが可能です!更に、一緒にジープに乗り込み説明を施してくれます!

ランカミー(LankaMe)

どうしても自分で手配をしたいという方は以下を参考にしてください。

ツアー名(発着地)料金目安(1名)所要時間特徴・予約サイト(URL)
ヤーラ国立公園プライベートサファリ(ヤーラ国立公園メインゲート集合)約¥10,000〜¥12,000約3時間(午前または午後)ヤーラ国立公園プライベートサファリ。最大6名まで乗車可能な専用ジープと熟練ドライバー兼トラッカー付き。パラトゥパナ・メインゲート(Yala National Park, Palatupana Gate)が集合場所で、周辺5km以内のホテル送迎も可。ミネラルウォーター付き。予約サイト:(Lakpura®)
ヤーラ国立公園レパードサファリ(ヤーラ国立公園ゲート集合)約¥11,000〜¥13,000約4〜7時間(プランにより異なる)ヤーラ国立公園でヒョウ観察にフォーカスしたサファリツアー。ソフトトップジープを貸切り、英語トラッカーが同乗。プランにより早朝または夕方発で、公園ゲート(5:30集合)からスタートする現地集合型。入園料込みプラン(Jeep with Tickets)とジープのみプランを選択可能。予約サイト: (Lakpura®)

※料金はUSD建て表示を直近のおおよその為替レートで円換算した目安です。実際の金額は予約時レート・人数・オプションにより変動します。

周辺の高級ホテル

ヤーラ国立公園周辺には、サファリの余韻を贅沢に味わえる高級リゾートが点在しています。とくに人気のホテルをいくつかご紹介します。

Jetwing Yala
Jetwing Yala
スクロールできます
ホテル名(エリア)特徴参考料金(1泊)*
チーナ・ハッツ・バイ・ウガ (Chena Huts)(ヤーラ南部)全14棟の豪華なプライベートコテージ。客室にプライベートプール付きで、海岸沿いの原生林に囲まれた隠れ家リゾート。サファリとビーチを両方満喫できる。約¥100,000~(オールインクルーシブ)
ワイルドコースト・テント・ロッジ (Wild Coast Tented Lodge)(ヤーラ東部)有名建築デザインのドーム型テントが特徴の5つ星ロッジ。ジャングルとビーチの境界に位置し、レストランやスパも高評価。ハネムーンに最適。約¥80,000~
ジェットウィング・ヤーラ (Jetwing Yala)(ヤーラ西部)公園近くのビーチ沿いに立つ大型高級リゾート。インフィニティプールやスパ完備。比較的手頃な価格帯で快適な滞在が可能。家族連れにも人気。約¥20,000~¥30,000

*2名1室利用時の概算料金。シーズンやプランにより変動。

ヤーラ周辺には他にもシナモン・ワイルド・ヤーラや各種サファリキャンプなど選択肢が豊富です。

早朝サファリに備えるには公園近くのホテル滞在がおすすめですが、ビーチリゾートでゆったり過ごしながら日帰りでサファリに参加するプランも可能です。


ウダワラウェ国立公園

スリランカ南部内陸に位置するウダワラウェ国立公園(サバラガムワ州)は、野生ゾウの楽園として知られています。面積約308km²とヤーラほど広大ではありませんが 、開けたサバンナ風の草原とウダワラウェ貯水池周辺の水辺環境のおかげで、動物を非常に見つけやすいのが特徴です。

ウダワラウェ国立公園

とりわけゾウの生息数が多く、大きな群れは少ないものの大小様々なゾウにほぼ確実に遭遇できます。

実際、ウダワラウェは「ゾウに会いたいならここ」と言われるほどで、公園内をジープで走れば至る所で草を食むゾウや水浴びをするゾウの姿を目にするでしょう。

ウダワラウェ国立公園

その他にも水牛、イノシシ、シカ、サル、ワニなどが生息し、空を見上げればワシやタカ類など猛禽類や多種多様な鳥類が確認できます。

ヤーラほどヒョウの目撃例は多くありませんが、それでも運が良ければヒョウやスリランカグマに出会えることもあります。また園内に広がる草原には遠くに野生の象の群れがシルエットを描き、夕暮れ時には美しい光景が広がります。

ベストシーズンと気候

ウダワラウェ国立公園は年間を通じ比較的安定して動物観察を楽しめる公園です。

乾季にあたる1月~6月頃は降雨が少なく草木が茂りすぎないため特に見通しが良くおすすめですが、7~8月の真夏も大きな問題はなく、雨季のピークである10~12月を除けばほぼいつでも訪問可能です。

雨季でもヤーラほど道がぬかるむことは少ないものの、水たまりが増えると動物が森の奥に入る傾向もあるため、やはり乾いた季節の方がベターでしょう。

なお、日中は陽射しが強く気温も高いため、早朝または夕方のサファリを選ぶと良いです。ウダワラウェは標高が低く気温が上がりやすいので、熱中症対策として帽子や日焼け止め、水分を忘れずに持参してください。

近隣の観光名所

ウダワラウェ国立公園の近隣には、同公園と併せて訪れたいスポットがいくつかあります。

まず公園入口近くにはウダワラウェ・エレファント・トランジット・ホーム(象の孤児院)があり、保護された子ゾウたちの餌やりの様子を見学できます。

ウダワラウェ・エレファント・トランジット・ホーム

サファリ前後の決まった時間帯に公開されており、可愛いゾウの赤ちゃんたちに出会える貴重な機会です。また、ウダワラウェから車で約1時間半ほどの場所には世界遺産のシンハラジャ森林保護区が広がります。

手つかずの熱帯雨林でのトレッキングはサファリとは一味違う自然体験となるでしょう。さらに、ウダワラウェは高原の町エラやリゾート地ミリッサなど各方面への中継地点としても便利です。エラから南海岸方面へ移動する途中でウダワラウェに立ち寄る旅行者も多く、効率よく観光ルートに組み込めます。

家族連れ・カップルにおすすめのポイント

ウダワラウェ国立公園のサファリは所要約3時間と比較的短めで、未就学児から年配の方まで無理なく楽しめる点でファミリー旅行にぴったりです。

広々とした草原では他のジープが視界に入らない時間も多く、子ども達が動物探しに集中できるでしょう。「ゾウさんがこんなにたくさん!」という感動はお子様にとって最高の思い出になります。

一方、ヤーラに比べ観光客が少なく静かな雰囲気なので、カップルにもおすすめです。人混みを避けて二人だけのサファリ体験を満喫できるでしょう。

夕暮れどき、茜色に染まる空を背景にシルエットになった象の群れを眺めれば、ロマンチックなひとときに。加えてウダワラウェ周辺の宿泊施設は素朴で自然重視のロッジが多く、派手さはないものの二人で焚き火を囲んだり星空を見上げたりと素朴な贅沢を味わえます。

ジープサファリツアーの予約方法

ウダワラウェ国立公園のジープサファリも、ランカミーが手配してくれます!

ウダワラウェ国立公園のジープツアー

自分で手配する方は以下も参考にしてください。

スクロールできます
ツアー名(発着地)料金目安(1名)所要時間特徴・予約サイト(URL)
ウダワラウェ国立公園 プライベートジープサファリ(ウダワラウェ国立公園ゲート集合)約¥5,000〜¥7,000約3.5時間(半日)最大6名までのプライベートジープ。ウダワラウェ周辺ホテル送迎または公園ゲートでの現地集合が可能。英語ガイド兼ドライバーが動物の生態を解説。予約サイト:(Viator)
ウダワラウェ国立公園 終日プライベートジープサファリ(ウダワラウェ国立公園ゲート集合)約¥11,000〜¥13,000約8時間(終日)1日かけて園内をじっくり回るプライベートサファリ。公園メインゲートでの現地集合またはウダワラウェ市内ホテルからの送迎を選択可。ボトルウォーター・軽食付きで、経験豊富なドライバーガイドが案内。予約サイト:(Viator)

※表示料金は目安です。ウダワラウェではジープ1台あたりのチャーター料金+入園料という形態が一般的で、人数が多いほど一人当たり割安になります。

現地では6名程度乗り合いのオープンジープもあり、宿泊ホテルで相談すれば同乗者を探してくれることもあります。オンラインではVeltraやKLOOKに日本語解説付きプランが掲載されていますので、それらを利用すると安心でしょう。

周辺の高級ホテル

ウダワラウェ周辺はヤーラほど高級ホテルは多くありませんが、自然の中で快適に過ごせる上質な宿泊施設があります。

グランド・ウダワラウェ・サファリリゾート
グランド・ウダワラウェ・サファリリゾート
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ホテル名(エリア)特徴参考料金(1泊)*
グランド・ウダワラウェ・サファリリゾート
(公園近郊)
公園入口から車で10分程の4つ星リゾートホテル。広い客室とプール、レストラン完備で快適。サファリの合間にリラックスできる。約¥15,000~
マフラ・テントド・キャンプ
(Mahoora Tented Camp)(公園近郊)
公園隣接地に設営された高級テントキャンプ。専用ガイドとシェフ付きのオールインクルーシブで、焚き火を囲むディナーなど特別な体験が可能。約¥50,000~

*2名1室利用時の概算料金。

この他、周辺には中級ホテルやエコロッジも多数あります。贅沢志向ならコテージ型のジャングル・パラダイスや、リゾート感を求めるならエンビリピティヤ町のセンタウリア・レイク・リゾート(湖畔のホテル)も候補です。

いずれにせよ夜は市街地の灯りが少なく、満天の星が望めます。早朝のサファリに備えてしっかり休みつつ、自然に囲まれた滞在をお楽しみください。


ウィルパットゥ国立公園

ウィルパットゥ国立公園は、スリランカ北西部アヌラーダプラ県に位置する同国最大の国立公園です。

ウィルパットゥ国立公園

その広さは約1,317km²にも及び、ヤーラ以上の面積を持ちます。公園名の由来でもある多数の“ヴィラ”と呼ばれる天然の湖沼が点在するユニークな地形が特徴で、それら水場に集まる動物たちの姿を観察できるのが醍醐味です。

ウィルパットゥは密生した森林と茂みが広がり、サファリ中はまさに原始のジャングルに分け入る感覚を味わえます。

生息する野生動物はヒョウ、クマ(スリランカグマ)、ゾウ、シカ、イノシシ、水牛、ワニなど多岐にわたり、特にヒョウの個体数はヤーラを凌ぐとも言われています。実際の遭遇率は広大な面積ゆえ一概に比較できませんが、経験豊富なサファリ愛好家の中には「ヒョウ目当てならヤーラよりウィルパットゥ派だ」という人も多いようです。

ウィルパットゥ国立公園

しんと静まりかえった大森林の中、緊張感をもって茂みから現れるヒョウを待つ時間は格別でしょう。また、他の公園に比べ観光客が少なく手つかずの自然が残っている点もウィルパットゥ最大の魅力です。

サファリ中、しばしば「自分たちだけのジャングル」にいるような静寂に包まれる瞬間が訪れます。そんな体験はウィルパットゥならではと言えるでしょう。

ベストシーズンと開園情報

ウィルパットゥ国立公園は通年開園しており、ヤーラのような定期閉園期間は設けられていません(極端な悪天候時を除く)。ベストシーズンは一般的に2月~9月頃とされます。

乾季にあたるこの時期は湖の水が少なくなり動物たちが水場に集まりやすいため、遭遇率が高まります。特に5~6月頃は繁殖期の動物の活発な姿が見られることも。一方、10~12月頃は北西モンスーンによる大雨で一部道路が冠水しサファリルートが制限される場合があるので注意が必要です。

ウィルパットゥ国立公園のベストシーズン

ただし雨季でも公園全体が閉まることはなく、逆に水辺に野鳥が増えるなどの見どころもあります。また、ウィルパットゥは非常に広範囲にわたるため、公園北部と南部で気候が異なることもあります。

後述するジープツアーの現地ガイドはその時々でベストなエリアを選んで案内してくれるので、信頼できるドライバーに任せると良いでしょう。なお、入園料は当日ゲートで支払い可能で、DWC公式サイトでのオンライン事前購入にも対応しています。

自家用車での乗り入れは基本できないため、ジープ手配は必須です。

近隣の観光名所

ウィルパットゥ国立公園はスリランカの文化三角地帯に近接しており、歴史的観光地との組み合わせが可能です。

公園南東の玄関口から車で約45分の場所には、仏教の聖地アヌラーダプラの遺跡群があります。スリランカ初の古都であり、紀元前から続く巨大なダゴバ(仏塔)や石柱寺院など見どころ多数です。

聖地アヌラーダプラ

サファリと合わせて訪れれば、自然と文化の両方を堪能できる贅沢な旅程になるでしょう。また、西海岸方面へ足を延ばせばカルピティヤでのイルカ・クジラウォッチング、北側へ向かえば神秘的なマナー島なども訪問できます。

ウィルパットゥ自体は周囲に町が少なく観光客向けインフラが限られますが、そのぶん秘境感あふれる冒険が楽しめます。途中の集落で新鮮なトロピカルフルーツを買ったり、道端の売店でローカルフードを試したりといった素朴な交流も醍醐味です。

家族連れ・カップルにおすすめのポイント

ウィルパットゥ国立公園のサファリは、動物好きな上級者向けとの印象が強いですが、十分な準備をすれば家族連れでも楽しめます。

広大な敷地では長時間のドライブになるため、小さなお子さんの場合は途中で休憩を挟んだり、好きなお菓子や遊び道具を用意したりすると良いでしょう。

幸い、公園内には湖畔のピクニックスポットが点在しており、安全が確認された場所で休息を取ることも可能です。

カップルで訪れる場合、ウィルパットゥが持つひっそりとした雰囲気は二人だけの時間を演出してくれるでしょう。

観光客が少ないため、サファリ中は他の車とすれ違うことも稀で、聞こえるのは風の音と鳥のさえずりのみ。そんな中で一緒に動物を探す体験は、他では味わえない絆を深める思い出になるはずです。

また、公園内に点在する湖沼での夕景はロマンチックそのもの。手を取り合って静かな水辺に沈む夕日を眺めれば、忘れられない旅の一幕となるでしょう。

ジープサファリツアーの予約方法

ウィルパトゥ国立公園のジープサファリも、ランカミーが手配してくれます!

自分で手配したい場合は以下も参考にしてください。

日本語対応のオンライン予約も最近は増えてきました。例として以下のようなツアーがあります。

スクロールできます
ツアー名(発着地)料金目安(1名)所要時間特徴・予約サイト(URL)
ウィルパトゥ国立公園 終日ジープサファリ(ウィルパトゥ国立公園ゲート現地集合)約¥21,000〜約12時間(終日)ウィルパトゥ国立公園Hunuwilagama入口ゲートに現地集合し、そのまま専用ジープで終日サファリ。英語ドライバー兼ガイド同行で、朝食・ランチ・スナック・飲料、公園入園料込み。レオパードやゾウなどをじっくり狙えるロングツアー。予約サイト例:getyourguide.com
ウィルパトゥ国立公園 ジープサファリ3時間ツアー(ウィルパトゥ・サンクチュアリロード現地集合)約¥15,000〜約3時間(半日)ウィルパトゥ・サンクチュアリロード上の集合場所に直接集合し、4×4ジープで約3時間のゲームドライブ。国立公園入園料とジープ料金込みの少人数ツアーで、ヒョウ・ゾウ・ナマケグマなどの観察を目指す。水やスナックは各自持参。予約サイト例:getyourguide.com

※料金の目安は、ツアー掲載価格(US$135 / US$95)と直近の為替レート(1USD≒¥156)から概算したものです。実際の料金・条件は必ず各予約サイトで最新情報をご確認ください。

周辺の高級ホテル

ウィルパットゥ公園周辺は開発が進んでおらず、高級ホテルの数は限られますが、その分自然と調和した宿泊施設が点在しています。

ホテル名(エリア)特徴参考料金(1泊)*
レパード・トレイルズ・キャンプ (Leopard Trails Camp)(ウィルパットゥ南側)ウィルパットゥの密林に設営された高級テント型キャンプ。ラグジュアリーなテントにはバスルームも完備。専門レンジャー同行で質の高いサファリ体験を提供。約¥60,000~
フォレスト・ロック・ガーデン・リゾート(アヌラーダプラ近郊)古代宮殿を模したユニークな高級ホテル。公園からは車で1時間弱だが、広大な敷地に緑が溢れ静寂そのもの。高架の回廊や水上レストランなど非日常的空間が魅力。約¥30,000~¥40,000

*2名1室利用時の概算料金。

他にも、公園ゲート付近にはシンプルながら快適なエコロッジが点在しています。

例えばウィルパットゥ・シークレットモンスーンなどのロッジでは、夜になると周囲から虫や動物の鳴き声が聞こえ、大自然の真ん中に泊まっている実感が味わえます。豪華さよりも自然そのものを贅沢に感じたいという方には、これ以上ないロケーションでしょう。


ミンネリヤ国立公園

スリランカ中部の文化三角地帯に位置するミンネリヤ国立公園は、野生ゾウの大集結で世界的に知られるサファリスポットです。

ミンネリヤ国立公園

公園面積は約89km²と小規模ながら、中心にある巨大な人造湖(ミンネリヤ貯水池)を舞台に、毎年乾季に繰り広げられる「エレファント・ギャザリング」は必見です。

7~10月頃の乾季夕方、水を求めて100頭以上の野生ゾウが湖畔に集まる光景は圧巻で、世界有数の象の大集合として有名です。

草原に大小様々なゾウが群れ遊ぶ様子は微笑ましくも迫力満点で、英国の旅行誌などでも「人生で一度は見るべき野生動物ショー」と評されています。

ミンネリヤ国立公園のエレファントギャザリング

ミンネリヤでは他にも水牛、サンバー鹿、イノシシ、トキやペリカンなどの水鳥、ワニなどが観察できますが、やはり主役はゾウたちです。運が良ければ可愛い子ゾウがじゃれ合う姿や、巨大なオス象が群れを見守る姿など、野生ならではのドラマを間近に見ることができるでしょう。

ベストシーズンと周辺公園との関係

ミンネリヤ国立公園のベストシーズンは7~10月の乾季です。湖の水位が下がって現れる新鮮な草を求め、周辺地域のゾウたちがミンネリヤ湖畔に大挙して集まります。

とくに8~9月はピークで、夕方にはどこを見てもゾウだらけ、という状況に出会えることも。

一方、雨季にあたる11~2月頃は隣接するカウドゥッラ国立公園やフルルエコパークにゾウが移動する傾向があります。

例えば12~1月はカウドゥッラ側の水場にゾウが多く集まるため、サファリ会社はその時期ミンネリヤではなくカウドゥッラでサファリを実施することがあります。

旅行時期によって最適な公園が変わるため、現地の最新情報を確認しつつプランを柔軟にすることが大切です。

近隣の観光名所

ミンネリヤ国立公園は、シギリヤ・ロックダンブッラ黄金寺院といった有名世界遺産から車で1時間以内という好立地にあります。

シーギリヤロック
ダンブッラ石窟寺院

そのため多くの旅行者はこれら遺跡観光とサファリを同じ日に組み合わせています。例えば午前中にシギリヤのライオンロックに登り、午後はホテルで一息ついたあとミンネリヤでサファリ、といった具合です。

他にも古都ポロンナルワも車で1時間強と近く、文化遺産巡りの途中でサファリを楽しむことで旅にメリハリが生まれるでしょう。

また、象の保護施設として有名なピンナワラ象の孤児院へもシギリヤから日帰り圏内です(車で約2時間半)。ミンネリヤのサファリで野生の象を見た翌日に、保護施設で象に餌やり体験…というプランも家族連れに人気です。

さらに周辺にはハバラナのジャングルでの象乗り体験(近年は動物愛護の観点から推奨されませんが)や、村の牛車体験、伝統的な田舎暮らしを垣間見るチャリティツアーなどもあります。文化と自然の宝庫であるこの地域ならではの多彩な観光を楽しんでください。

家族連れ・カップルにおすすめのポイント

ミンネリヤ国立公園でのサファリは所要2~3時間程度と短めで、道も比較的平坦なため子どもからお年寄りまで参加しやすいです。

何よりゾウという親しみやすい動物が主役なので、小さなお子さんも怖がることなく大興奮するでしょう。

「これほど多くの野生象を一度に見られる場所は他にない」と言われる光景は、ご家族みんなの心に残るはずです。カップルで訪れる場合も、大勢の象がのびのびと暮らす様子には心打たれるものがあります。

夕陽を浴びて草原を横切る象の親子を眺めれば、二人の旅の思い出に温かなエピソードが加わるでしょう。

ミンネリヤ周辺の宿泊はリゾートホテルが充実しており、サファリ後にスパでリラックスしたりプールサイドで乾杯したりといったリゾート+サファリの贅沢な組み合わせも実現できます。象好きの恋人へのサプライズ旅行にも最適です。

ジープサファリツアーの予約方法

ミンネリア国立公園もジープはランカミーさんは手配してくれます!

シーギリヤ地方は、ミンネリア国立公園、カウドゥッラ国立公園、フルルエコパークがあります!その時の状況によって象の群れをみれるサファリが異なります。

現地の状況をみて最適サファリを手配してくれるのは本当にありがたいですね!

ランカミー(LankaMe)

自分で手配する場合は以下を参考にしてください。

スクロールできます
ツアー名(発着地)料金目安(1名)所要時間特徴・予約サイト(URL)
ミンネリヤ国立公園 プライベートジープサファリ(ミンネリヤ国立公園ゲート発)約¥6,000〜¥7,000約3時間(半日)ミンネリヤ国立公園メインゲート横の駐車場付近で現地集合し、そのまま4×4プライベートジープでサファリ開始。象の群れやワニ、各種バードウォッチングを楽しめる。最大6名まで同乗可、水付き。ミンネリヤ市内ホテル(公園ゲートから半径5km以内)は無料送迎も可。予約サイト:(privatetour.com)
ミンネリヤ国立公園サファリ(入園料込み/ミンネリヤ国立公園ゲート発)約¥13,000〜(1人あたり)約3〜4時間(半日)「Pickup / Meeting Place」で「Meet at Park Entrance」を選ぶと、ミンネリヤ国立公園入口で現地集合が可能。4×4プライベートジープ・国立公園入園料・サービス料・VAT・ドライバー・ボトルウォーター込み。時間帯は早朝〜夕方から選択でき、象の群れやシカ、鳥類などを狙える。予約サイト:(minneriyasafaritour.com)

※料金目安は、各サイト掲載の参考価格(US$40/US$85〜)を、直近の為替レート「1USD≒¥156」を用いて概算しています。実際の料金・条件は予約時に各サイトでご確認ください。

周辺の高級ホテル

ミンネリヤ国立公園周辺、特にシギリヤやハバラナには高級リゾートホテルが数多くあります。サファリ体験と合わせて非日常の滞在を楽しめるホテルをいくつかご紹介します。

ヘリタンス・カンダラマ
ヘリタンス・カンダラマ
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ホテル名(エリア)特徴参考料金(1泊)*
ヘリタンス・カンダラマ (Heritance Kandalama)(ダンブッラ)巨匠ジェフリー・バワ設計の5つ星ホテル。ジャングルに溶け込むような建築で、客室からカンダラマ湖や森林を一望。エコラグジュアリーの代表格。約¥25,000~¥35,000
シナモン・ロッジ・ハバラナ (Cinnamon Lodge Habarana)(ハバラナ)ミンネリヤやシギリヤ観光の拠点として人気のリゾート。広大な敷地に点在するコテージタイプの客室、自然湖を望むプール、象テーマのバーなど施設充実。約¥20,000~
ウォーター・ガーデン・シギリヤ (Water Garden Sigiriya)(シギリヤ)シギリヤロックを望む絶景ロケーションの超高級ブティックホテル。全ヴィラにプライベートプール付きで、非日常の静寂と贅沢を味わえる。ハネムーナーに特に好評。約¥40,000~¥50,000

*2名1室利用時の概算料金。

この他、アリヤ・リゾート&スパ、ジェットウィング・レイク、ハバラナ・ヴィレッジ(シナモン系列)など選択肢は豊富です。

いずれのホテルもサファリの予約代行や、早朝サファリ時の朝食パック対応などゲストのサファリ体験をサポートしてくれます。

夕刻のサファリ後はホテルのスパで疲れを癒やし、美味しいディナーを楽しみながら一日の冒険を語り合う…そんな贅沢な時間を過ごせるのも、エリア随一の充実した宿泊施設が揃うミンネリヤ周辺ならではです。


まとめ

スリランカで楽しめるサファリ体験について、代表的な4つの国立公園をご紹介しました。それぞれ公園ごとに個性があり、出会える動物や感動も様々です。

ヤーラ国立公園ではヒョウとの息を呑む遭遇、ウダワラウェではゾウの群れとのほほえましい出会い、ウィルパットゥでは静寂の大自然に溶け込む冒険、ミンネリヤでは象の大集結に圧倒される感動が待っています。それぞれ違った魅力があり、旅程に組み込めばきっと忘れられないハイライトとなるでしょう。

家族連れでも安心して楽しめるのもスリランカサファリの利点です。猛獣が少なく安全面に配慮しやすい環境で、子どもから大人までスリル満点の動物探しを満喫できます。カップルにとっても、大自然の中で共有する体験は二人の絆を深める特別な思い出になるはずです。

ジープサファリへの参加は事前の現地ツアー予約がおすすめです。日本語対応のVeltraやKLOOKを利用すれば初心者でも手配が簡単で、現地でもスムーズに参加できます。また費用も比較的手頃で半日~1日あれば体験できるため、世界遺産巡りなど他の観光との両立も容易です。ぜひ欲張りに文化遺産とサファリを組み合わせ、スリランカ旅行を思う存分満喫してください。

四輪駆動のジープの上から間近に見る野生動物たちの姿は感動必至です。小さな島国に凝縮されたサファリ天国・スリランカで、心に残る冒険を体験してみてはいかがでしょうか。準備万端に整えて、いざリアルな野生の世界へ飛び込んでみましょう!きっとあなたの旅のハイライトになること間違いなしです。

スリランカご旅行のはじめの一歩を、安心して踏み出していただくために

スリランカタクシーチャーターサービス(Sri Lanka Taxi Charter Service International Limited)は、初めての個人旅でも迷わず快適にお過ごしいただけるよう、心を込めてご案内いたします。

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ランカミー(LankaMe)

 

 

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